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こんにちわ!

2回連続になってしまいますが、今日の話題も
共同通信社の医療ニュースからです。
内容は、

医療事故の究明

についてです。
つづき↓
いつも通り、まず添付させてもらいます。

医療事故究明に第3者機関 厚労省、来春に検討会設置

 医療事故で患者が死亡した場合に、第3者機関が死因を究明する制度をつくるため、厚生労働省は22日、来春にも省内に有識者による検討会を設けることを決めた。

 増加する一方の医療事故に迅速、公正に対処するのが目的で、同省は来年度予算の概算要求に700万円を計上。検討会の意見や、日本内科学会と合同で取り組んでいるモデル事業の結果を基に、具体的な制度の骨組みを検討する。

 医師法では、医療ミスなどで「異状死」が起きた場合、医師が24時間以内に警察に届けることが義務付けられている。しかし医療行為と死亡との因果関係は判断が難しく、2004年に福島県立大野病院で帝王切開した女性患者=当時(29)=を死亡させたとして医師が起訴された事件では、医療関係者が捜査に猛反発するなど混乱も起きている。


ということですね。
まぁ、厚生省らしい(?)提案ですね。
今回の私の感想ですが・・・

偉い!厚生省ブラボ~!

って感じですかね~。
確かに、ちゃんと実現したら今のように患者側が泣き寝入りするしかない現状を打開できそうです。

ただ、それまでに解決しなければならない問題点は多そうです。
さっそく、私の経験話をまじえて検証してみます。

以前、常勤として働いていた病院での出来事です。
亡くなられたのは、私の担当した患者さんではありませんでした。
ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)」という名前の検査で、胃カメラを使い胃・十二指腸経由で胆管の出口から造影剤を流し込む検査をしました。検査は無事(?)に終了したそうです。
しかし、その日の夜に病室で突然死した状態で発見されました

(聞いた話では)救急蘇生中に、口からの出血(吐血)を確認したそうです。
たぶん、胃カメラで食道あたりを傷つけて裂けた(食道裂孔)のだと思います・・・。
しかし、それは推測の域を脱しません!!!

私は、この死亡は想定外の出来事であり「異常死」にあたるものだと考えました。
しっかり原因を検証しなければならないケースだと判断しました。
つまり、24時間以内に警察に届ける義務がある内容だと思いました。
しかし、実際に私の耳に入ってきた時には数日経過していました・・・。
自然死として処理されたあとで。

どのように家族に説明したのかわかりませんが、特に訴えられることもなかったようです。

しかし、これで良いのでしょうか・・・。
確かに、検査前の同意書でリスク(危険性)について説明したこととは思います。
ですが、治療ではなく検査によって人が死亡した可能性が高いです。
(↑遺体の検証をしていないので確信がありません。)
普通の患者家族なら
「こんなことなら、検査なんてするんじゃなかった。」
と考えるのが妥当ではないでしょうか?

現実は、
胃カメラの検査後に「異常死」でない形で突然死をきたし亡くなりました。
家族の方の納得は得られました。

で何事もなく(?)解決しました。

私は、院長でもなければ担当医でもありません。
いち勤務医として、とやかく言うことはできません。
ですが、心の中では思っていました↓

このままではいけない!

と・・・。

もう一度、添付した記事に目を通してみて下さい。
・・・
医者が「異常死」だと判断しない限りは、話が始まらないことに気がつきましたか?
(家族の意見だけで原因究明チームが出動するのは難しいでしょう。)
私の経験したケースだったら、きっとこの制度でも「第3者機関が死因を究明」することなく結果は同じだったと思います。

厚生省が、その辺りを踏まえた上で新しい制度をつくってくれたらいいなと思います。

ちなみに私個人の意見ですが、「病院の医療事故隠し(隠蔽工作)」を無くすのに医者の良心に期待しても無駄だと考えます。
死亡症例があれば、第3者機関がすべての死亡原因をチェックするしか方法はないと思います。
とても手間とお金が必要となりますが、患者側の泣き寝入りを無くすため、それだけする価値のある仕事だと思います。

まぁ、期待しつつ厚生省の腕並み拝見といたしましょう!


↓納得できる内容だった日は、応援をよろしくお願いします♪↓
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いつも通り、まず添付させてもらいます。

医療事故究明に第3者機関 厚労省、来春に検討会設置

 医療事故で患者が死亡した場合に、第3者機関が死因を究明する制度をつくるため、厚生労働省は22日、来春にも省内に有識者による検討会を設けることを決めた。

 増加する一方の医療事故に迅速、公正に対処するのが目的で、同省は来年度予算の概算要求に700万円を計上。検討会の意見や、日本内科学会と合同で取り組んでいるモデル事業の結果を基に、具体的な制度の骨組みを検討する。

 医師法では、医療ミスなどで「異状死」が起きた場合、医師が24時間以内に警察に届けることが義務付けられている。しかし医療行為と死亡との因果関係は判断が難しく、2004年に福島県立大野病院で帝王切開した女性患者=当時(29)=を死亡させたとして医師が起訴された事件では、医療関係者が捜査に猛反発するなど混乱も起きている。


ということですね。
まぁ、厚生省らしい(?)提案ですね。
今回の私の感想ですが・・・

偉い!厚生省ブラボ~!

って感じですかね~。
確かに、ちゃんと実現したら今のように患者側が泣き寝入りするしかない現状を打開できそうです。

ただ、それまでに解決しなければならない問題点は多そうです。
さっそく、私の経験話をまじえて検証してみます。

以前、常勤として働いていた病院での出来事です。
亡くなられたのは、私の担当した患者さんではありませんでした。
ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)」という名前の検査で、胃カメラを使い胃・十二指腸経由で胆管の出口から造影剤を流し込む検査をしました。検査は無事(?)に終了したそうです。
しかし、その日の夜に病室で突然死した状態で発見されました

(聞いた話では)救急蘇生中に、口からの出血(吐血)を確認したそうです。
たぶん、胃カメラで食道あたりを傷つけて裂けた(食道裂孔)のだと思います・・・。
しかし、それは推測の域を脱しません!!!

私は、この死亡は想定外の出来事であり「異常死」にあたるものだと考えました。
しっかり原因を検証しなければならないケースだと判断しました。
つまり、24時間以内に警察に届ける義務がある内容だと思いました。
しかし、実際に私の耳に入ってきた時には数日経過していました・・・。
自然死として処理されたあとで。

どのように家族に説明したのかわかりませんが、特に訴えられることもなかったようです。

しかし、これで良いのでしょうか・・・。
確かに、検査前の同意書でリスク(危険性)について説明したこととは思います。
ですが、治療ではなく検査によって人が死亡した可能性が高いです。
(↑遺体の検証をしていないので確信がありません。)
普通の患者家族なら
「こんなことなら、検査なんてするんじゃなかった。」
と考えるのが妥当ではないでしょうか?

現実は、
胃カメラの検査後に「異常死」でない形で突然死をきたし亡くなりました。
家族の方の納得は得られました。

で何事もなく(?)解決しました。

私は、院長でもなければ担当医でもありません。
いち勤務医として、とやかく言うことはできません。
ですが、心の中では思っていました↓

このままではいけない!

と・・・。

もう一度、添付した記事に目を通してみて下さい。
・・・
医者が「異常死」だと判断しない限りは、話が始まらないことに気がつきましたか?
(家族の意見だけで原因究明チームが出動するのは難しいでしょう。)
私の経験したケースだったら、きっとこの制度でも「第3者機関が死因を究明」することなく結果は同じだったと思います。

厚生省が、その辺りを踏まえた上で新しい制度をつくってくれたらいいなと思います。

ちなみに私個人の意見ですが、「病院の医療事故隠し(隠蔽工作)」を無くすのに医者の良心に期待しても無駄だと考えます。
死亡症例があれば、第3者機関がすべての死亡原因をチェックするしか方法はないと思います。
とても手間とお金が必要となりますが、患者側の泣き寝入りを無くすため、それだけする価値のある仕事だと思います。

まぁ、期待しつつ厚生省の腕並み拝見といたしましょう!


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【2006/08/24 17:51】 | 医療ニュース! トラックバック(0) |

なるほど!
るみにゃんママ
 ご家族の要請によって第三者機関が病理解剖を実施するぐらいないと難しいかもしれませんね・・・。


管理人のみ閲覧できます
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コメント
この記事へのコメント
なるほど!
 ご家族の要請によって第三者機関が病理解剖を実施するぐらいないと難しいかもしれませんね・・・。
2006/08/24(Thu) 21:09 | URL  | るみにゃんママ #-[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/08/24(Thu) 21:12 |   |  #[ 編集]
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